昼下がりの人妻淫記譚~熟れたザクロに口づけを…~
ある夏の日の昼下がり、芳江は庭で行水をしていた。
「あぁ今日はなんて暑い日なんでしょう」
ギラギラと照りつける太陽のもと、艶やかに光る白い肌。木製の盥(たらい)の中で芳江の裸体が蠢く。
芳江が手ぬぐいで身体をこすると彼女の乳房が小刻みに揺れる。二人の子を育てあげた彼女の乳房は夕暮れのひまわりの様に下を向いている。重力に逆らうことを忘れた芳江の肉体は程よく萎びていた。
「冷たい水が気持ちいいわ」
薄い唇で彼女は小さく呟いた。イングリッド・バーグマンを彷彿とさせる彼女の声。それを竹垣の影で聞く男が居た。
彼の名前はAndrew。アメリカから来た留学生である。
通りすがりに聞こえてきたなまめかしい声に足を止め、竹垣の隙間から中を除いていたのだ。
(Oh,what a beautiful woman…!)
「あら、あんなところにけん玉が…」
芳江が盥を出て、Andrewが除いているすぐ近くまでやってくる。芳江が落ちているけん玉を拾おうとすると。先ほどまでは盥に隠れて見えなかった芳江の股座(またぐら)が明瞭に見えた。
彼女の股座はよく茂っていた。彼の祖国にあるアマゾンの熱帯雨林のように…。彼は彼女の熱帯雨林にスコールが降り注ぐ様子を想像し、スカイツリーをブルジュ・ハリファにした。
「なんでこんなところにけん玉があるのかしら……」
そう呟きながらけん玉を拾い上げる芳江。芳江の下半身をいくつもの水滴がしたたりおちる。
「懐かしいわね」
芳江は膝を曲げ伸ばしながらリズムをとり、けん玉をはじめた。玉が皿に乗るたびに彼女の萎びた乳房が揺れる。
「玉つきさしっ」
芳江は持ち手をひゅっと引いて玉を浮かすと、それにけん先をすばやく振り下ろした。するとけん玉の穴に見事にけん先が刺さった。
「まだまだ鈍っちゃいないわ…」
そんな彼女の姿を一部始終見ていたAndrewの理性は今にも決壊しようとしていた。その昔彼の祖国にあったティートンダムのように…。
彼のティートンダムに最後の一撃を加えたのは芳江の臀部だった。けん玉を手にし、行水に戻ろうと振り返った彼女の緩みきった臀部が彼のティートンダムを決壊させたのだ。
Andrewは竹垣に手をかけた。その時彼のブルジュ・ハリファはマッキンリーになっていた。
つづく…か?