徒然なるままに~人生三角折主義~

あくびしてる猫の口に指突っ込むときくらいの軽い気持ちで見てください。

2016-01-01から1年間の記事一覧

ショート落語『パンダ』 (今週のお題「卒業」)

今週のお題「卒業」 卒業式で泣かないと冷たい人と言われそう、などと歌われておりますが、私が学生だった頃は卒業式で泣いてる男なんかがおりますと「お前男のくせに泣きやがって」なんてからかわれたものです。かくいう私もからかわれたうちの一人なんです…

爺さんのくれた靴下

今週のお題「お気に入りの一着」 7月9日。祖父が死んだ。ヘビースモーカーだった祖父は肺に病を患い、長年の間病床に臥していた。祖父は死ぬ前日までハイライトを吸い続けた。 「どうせ死ぬんだったらよ、あと5年だろうが明日死のうがたいして変わんねぇだろ…

ある風ことわざ 棋士に拳銃

棋士に拳銃 意味-頭のはたらく人間に武力は必要ないことの喩え。 例-東大生にとって空手は棋士に拳銃も同然だ。 爪の伸びた獅子 意味-アジア地域に伝承される民話の一節から転じて、手入れが行き届いておらずいざというときに本来の実力が発揮できない状態の…

ある風ことわざ 肝臓売りは心臓を売らない

肝臓売りは心臓を売らない 意味-肝臓売りは肝臓を売る商売なので心臓を売っていないということ。転じて自分の専門以外の仕事はしないことを指す。 例-あいつは本当に心臓を売らない肝臓売りだ。 耳聞こえぬところに爪切り 意味-耳垢が詰まり音が聞こえなくな…

昼下がりの人妻淫記譚~のぞく男、蠢く女、揺れるひまわり、ささやかな幸せ(1)~

薩美恭子は寝台の上に居た。 時刻は午後2時30分、普段ならリビングで横になりワイドショーを見ている時間だ。 しかし、今日は違った。悟羅木尚美が訪ねてくる予定になっているのだ。 悟羅木とは数か月前に偶然出会った。恭子が道端で転んで大腿を粉砕骨折し…

自作漫才「唇がかさかさ、新世界三大美女」

A「えぇどうもどうも。もうね、お正月も一区切りしまして落ち着いて参りましたけども、この時期になると唇が荒れていけませんな。」 B「そうですね、乾燥してますからね、この時期は。私なんかはこの間朝起きましたら唇かっさかさで開きませんでしたわ。」 A…

世界の料理を知ろう バスプタ国民のソウルフード-マルク亀のパスタ-

世界の料理シリーズ第一弾。初回はバスプタ王国のソウルフード"マルク亀のパスタ"をマルク亀の歴史とともにご紹介。ぜひご閲覧ください。

エロと媒体

妙にコンビニのエロ本に惹かれるのは私だけであろうか。 コンビニの雑誌コーナーにある女子アナのパンチラ等を集めたしょうもない雑誌がある。時折、アレに惹かれることがある。2ちゃんまとめ系サイトでも見ればそんなものは金を出さずともいくらでも見れる…

今年こそは三大欲求のバランスを1:1:1にしよう!

今週のお題「今年こそは」 人間の三大欲求といえば睡眠欲・食欲・性欲。 ここ数年、私の中でそのバランスが崩壊しているのだ。 ある時は、睡眠欲が圧倒的で四六時中瞼落ちかけで生活したり、またある時は食欲が膨らみ毎日焼き飯を丼2杯食べたりした。 昨年は…

年末の風景です。ぜひご覧ください。

今週のお題「年末年始の風景」 さつえい:12月末 鴉の子守歌 唄:たんぼのカラス 作詞:ぼく 故郷追われてこぞことし 寒空の下を飛んでいます 傍目に見るには気楽な旅ガラス いいさ誰にもわかられなくても 嗚呼一匹鴉が舞い降りて子守歌を歌います 逃れ逃れて…

最近見た夢のはなし~川から指が生えている~

お題「最近見た夢」 川の中に居た。 鈍色の空が水面の上にあるのが見える。水は茶色く澱んでいる。水底で何かが動いているのがわかった。どじょうか何かだろうと思った。 しばらくぼんやりと水中を眺め続けた。時折、空き缶やビニル袋が流れてきた。未だ水底…

ちょっとした贅沢の話

お題「ちょっとした贅沢」 僕のちょっとした贅沢の話なんですけども。 コンビニに行ってアイスを二つ買うことですね。 普段はコンビニに行くとアイス系、握り飯系、スナック系等のジャンルから一つずつ選び抜いて一選手をレジへ運ぶのです。 しかし、少しお…